つくしのITブログ

プログラミング,ITこと

プログラミングを始めるときに本は必要ない!?

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よっしゃ! 分厚い入門書買ったし、ごりごりプログラミングやるで!!

どうも筆者のつくしです。

プログラミングの勉強する際、本屋さんに並んでいる分厚い入門書や参考書を買う方は多くいると思います。つくしも初めてプログラミングをするときにHTML/CSSの本をいそいそ買いに行きました。

お金がなかったので、古本屋で少しでも安い本を探したのを覚えています(笑)

しかし、HTML/CSSをやりながら、C言語を覚えたのですが、そのときは本は買わず作りたいものを作りながら学びました。

プログラミングをしているとどうしても新しい言語を覚えざるを得ず、本で勉強したりググって何とかしたりを繰り返してきましたが...結局どっちがええねん!

と思う方も多いと思うので、本を買うべきか否か、参考書あり無しの両方の勉強法の経験したつくしが考察していきます。

本を買う勉強法

メリット

  • 知識が偏りなく身につく
  • 検索して調べる労力が少ない
  • 目標設定が簡単
知識が偏りなく身につく

プログラミングに関する参考書では、そのプログラミング言語に関する基礎知識がまんべんなく記述されており、最初から読み進めるだけで体系的に知識を習得することが可能です。またほとんどの参考書に演習問題がついているため、手を動かしながら学んでいくことも可能です。

検索して調べる労力が少ない

本を使った勉強ではわからない部分は本をもう一度本を読み返せばよいので、わざわざググる必要はありません。また、演習問題もわからなければ、すぐに回答を見ることができるので素早く学習を進めることができます。

目標設定が簡単

学習には何を目指すべきかという目標が必要ですが、何もないところから学習を始めるとき、目指すべきものを決めることはとても大変です。一方、本があれば、それを読み切ることを目標にすればよいので簡単に目標が定まります。

デメリット

  • 検索能力が身につきにくい
  • 挫折しやすい
検索能力が身につきにくい

本を使っていると、忘れてしまった内容も目次を見てそのページを開くとすぐに思い出せますし、わからない演習問題にも回答がついています。これらはとても楽なのですが、勉強を終えて実際にモノづくりをするとき、本以外からの情報収取能力がないと詰みます(笑)

プログラミングをしていると必ず出会ったことのないバグに出会い続けるので、Webページを検索してバグの原因を特定する力も必要です。

挫折しやすい

本を買った最初のうちはやる気に満ち溢れています。

1日1章ずつやったら2週間で終わるやん!

こう思う人は多いのではないでしょうか。ですが、3日後にはこうなってます。

今日やらんでも読み終る日が1日伸びるだけやしまあ、ええか

本は目標設定は簡単なのですが、その目標に対する熱意が少なくなりがちなので、結局挫折してしまうことが多くあります。つくしも買った本のうち最後まで読み切ったのは10冊に1冊ぐらいです。

本を買わずWebサイトを見る勉強法

メリット

  • お金がかからない
  • 検索能力が身につく
  • 無駄な勉強を省ける
お金がかからない

なんといってもこれが本を買わない勉強法の最大の利点であることは言うまでもありません。今の世の中には無料で質の良い学習教材やWebサイトがかなり多くあります。本を買うのは、これらを一通り見てからでも遅くないかもしれません。プログラミングの本は割と値段が張るものが多いので、かなり助かっています。作成者の皆様、ありがとうございます。

検索能力が身につく

 情報収集の方法がWeb検索しかないので、嫌でも検索能力が身につきます。現在は様々なエンジニアの方が情報発信をしてくださっているので、割と簡単に自分の探したい情報ヒットしますが、たまに英語のサイトからでないと情報が引っ張ってこれないこともあります。つくしは英語は得意ではないですが、Google翻訳が優秀なので何とか助かっています(笑)

無駄な勉強を省ける

プログラミングの参考書では随所でプログラミング言語の文法を詳しく説明されます。それ自体はとてもありがたいのですが、

最初からそんなん言われてもわからへんわ!

 となる人も多いと思います。理解しておいたほうが良い部分もありますが、コードを動かすという点のみにおいては必要ない説明もところどころにあります。ですが、Webページは文法の紹介、サンプルコード、必要最低限の説明という構成になっているので、読みやすく、短時間でコードを動かして次のステップへ進めます。

デメリット

  • 知識にむらができる
  • 目標設定が難しい
知識にむらができる

 プログラミングの参考書には必要な知識が順序だてて記述されているので、それを最初から読んでいけば、正しい順序で抜けもれなく知識を吸収することができますが、Web検索だけで勉強すると分からない部分が出たらその都度調べるという方針上どうしても自分の知識を整理しきれないことがあります。順序だてて学習できるサイトもありますが、知識が短髪で記述されているWebページも多いので、情報の取捨選択が難しいですね(;´∀`)

目標設定が難しい

本を買うと買った時点でその本を読み切るという目標を一瞬で定めることができます。一方何もないところからいざ勉強し始めようとしても「最初に何をすればいいんだ?」となりがちです。僕は本を使わずに勉強するときは必ず何か制作物を作るようにして、その制作物の慣性をひとまずの目標にするようにしています。掲示板系のアプリケーションだと割と作り方の方向性が見えやすくアプリの重要な処理も勉強できるので、おすすめです。

本を買うべきか否か 

これまで、本を使った勉強法と使わない勉強法のメリットとデメリットを説明してきました。つくしの経験では本を使わずWebサイトで勉強した方が、気持ち挫折しにくくて安く済むしいいかなって感じです。また、本を買ってしまうと何か制作物を作るよりそのプログラミング言語の習得のほうに時間を割くようになるので、いつまでたっても自分で考えて作った制作物がないなんてことにもなりがちです。

勉強法は人それぞれだと思いますが、この記事の情報が少しでも迷っている方々の力になれば幸いです。